ライフオートが独自に定める、出品車両確認40項目チェック
車を仕入れる際、中古車オークション会場の場合は、出品車に添付された「出品票」が目安となって、その車の程度を大まかに判断することが出来ます。
しかし出品票の記載内容だけでは判断出来ない車のダメージや損傷の程度があり、これを見極めて状態のよい車を探し出すのがプロの選別眼と言えます。
ライフオートでは、仕入れの際に、長年自動車の仕入れを行ってきたノウハウを元に、一定基準で質の高い車を選別する「独自の40項目チェック」を実施。経験10年以上のスタッフが徹底的に現車を確認しています。
この基本40項目を確認し、最終的にスタッフが総合的に判断した結果をお客様に写真付きのレポートでお届けしています。
重点項目
- 01.保証継承が可能な車であるか
(事故の有無・保証書が有るかの確認) - 02.車体番号・型式の確認
(プレートの確認)
「保証継承」説明:中古車で特に気になるのが「保証」ですが、新車登録から3年、車種によっては5年以内の車はディーラーによる保証を引き継ぐことが出来ます。保証の有無は購入後の故障やトラブルに掛かる費用の軽減に直接関係してきますので、重要な項目となります。
ボディー回り
- 03.外装の確認とキズ・凹みの有無
- 04.板金・補修の有無と仕上がり状態
- 05.ウィンドウのヒビ・割れ・飛び石の有無
- 06.タイヤ溝・ひび割れの確認
- 07.ホイルのキズ・凹みの有無
- 08.ヘッドライト曇り・ヒビ・割れの有無
- 09.テールレンズ割れ・ヒビ・曇りの有無
下回り
- 10.ドライブシャフトブーツの破れ・切れ
- 11.アンダーカバーの割れ
- 12.下回り錆・凹み・キズの有無
- 13.ハンドルを操作して異音がするかの有無
- 14.ATF漏れの有無(オートマチック車の場合)
- 15.エンジンオイル漏れの有無
- 16.デフのオイル滲みの有無
- 17.足回りのずれ確認
機関
- 18.エンジン異音・微動の有無
- 19.エンジン回りオイル漏れの有無
- 20.ATFの汚れ・量・臭い
- 21.LLC量・汚れ
- 22.ブレーキオイルの量
- 23.PSオイル量・漏れの確認
- 24.EGオイル量・汚れをゲージとキャップを外して確認
- 25.Vベルト・ベルト回りの異音
- 26.オーバーヒートの痕跡
- 27.事故・修復の有無
内装
- 28.シート切れ・汚れ・皺の有無
- 29.PWシート・メモリー付きの作動確認
- 30.シートヒーター作動確認
- 31.室内の異臭の有無
- 32.灰皿の確認・シガーライター使用状況
- 33.電装装置の作動確認(SR/エアサス/PW等)
- 34.エアコン作動確認
(風量・冷え・温風・左右独立の操作) - 35.メーター回りのネジ跡確認
- 36.ドアヒンジ・ステップ・ピラー・など修復の有無確認
- 37.検査ステッカー(検査工場名の確認)
トランク
- 38.スペアータイヤの有無
- 39.専用工具の有無
- 40.室内の状態
なぜ40項目確認が必要なのか?
40項目チェックを考案した
プロスタッフの山本さん
毎週、数万台が取引されている中古車市場。その中心となっているのが中古車のオークション会場で、出品車には一定の検査が行われ、その結果が出品票に記載され、仕入れを行う業者はまず出品票の評価点や記載内容をチェックし、仕入れる価値があるかどうかを判断します。業者によってはこの出品票だけを基準に仕入れを行う場合もあります。
この出品票ですが、出品台数が多く、それを細かくチェックしていると、きりがないので、確認項目が最小限に抑えられているのが現状です。
そのため、よい状態の車を見極めるには、自動車に精通したプロの目で直接確認するしかないのです。
ライフオートのスタッフは自動車の修理や整備にも精通した知識を持っているのに加えて、国産車や輸入車での故障箇所、トラブル発生カ所の違い、メーカーや年式、車種による確認重点項目の違いなどを熟知しており、その長年の経験とノウハウから導き出されたのが独自の「出品車両確認40項目チェック」です。
この40項目が基本となり、車によっては更に重点項目が設定されています。
※但し、雨天・車の外装状態・車種によっては40項目全てを見れない場合あもあります。このように経験豊富なプロの厳しい目で確認することで、質が高く状態のよい車を探し出すことが出来るのです。